私の図書館にあるユメイホの世界

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私の図書館にあるユメイホの世

ユメイホは、最初は私自身の必要から始まりましたが、すぐに使命となりました。
それは人生の道であり、私が毎日実践している技法であり、健康やバランス、人とのつながりに対する考え方を変えてくれました。私に意味を与え、成長を促し、前に進む力をくれます。
そしてこの経験のほかに、もう一つの情熱があります。それは、世界中から集めたユメイホに関する書籍のコレクションです。

セラピストとして日々働く中で、私はこの技法の根源と歴史に近づきたいと感じました。
こうしてユメイホの本を集めるという情熱が始まりました。
それは単なる本棚ではなく、文化や言語を超えた旅です。各巻には、創始者・西銘佐保路(マサユキ サイオンジ)師の仕事を受け継いだ人々の精神が宿っています。
何年もかけてユメイホの本を集めてきました。あらゆる場所を探し、先生方からいただき、交換したり、長い時間をかけて見つけたりしました。新しい本を手に入れるたびに喜びがあり、小さな勝利であり、この技法の歴史と哲学をより深く理解するための一歩でした。

私のコレクションは今では生きた図書館になっています。
そこにはオリジナルのマニュアル、希少な版、さまざまな言語への翻訳、ユメイホの本質を伝えようとする著作があります。少部数しか出版されなかった本や、現在では入手が難しいものもあります。公式版もあれば、情熱を持った実践者がこの技法を広めたいと願って作ったものもあります。

このコレクションの本一冊一冊には物語があります。著者や翻訳者、実践者が何かを後世に残そうとした物語。
ユメイホが世界を旅してきた道のり — 創始者・西銘佐保路師が書いた最初のマニュアルから、さまざまな文化や言語の人々の手に届いた翻訳まで — がそこに刻まれています。
私がいつも魅力を感じるのは、技法の本質は変わらないのに、文化ごとにそれぞれの感性や考え方を通してユメイホが受け止められていることです。

この図書館は、単なる本の棚ではありません。
私にとってそれはひとつの宇宙です。
ユメイホがどのように発展し、さまざまな文化に伝わってきたかを示す証です。
一冊の本をめくると、ユメイホの歴史の中に足を踏み入れているような感覚があります。
同じ技法が、異なる方法で描かれ、説明され、解説されているのを見ることができますが、目指しているものはいつも同じです — 人の健康とバランスです。

私はこれらの本を遺産として考えています。
守り、受け継いでいくべきアーカイブです。
私がそうであったように、他の人々もここからユメイホの本質をよりよく理解できると確信しています。
だからこそ、私にとってこの図書館は単なるコレクションではなく、歴史と知識とインスピレーションが詰まった宝庫なのです。

私のユメイホの世界は今も広がり続けています。
まだ世界のどこかに隠れている本を、私は辛抱強く探し続けています。
新しい一冊が見つかるたびに、希少な情報や新しい視点、ユメイホの物語の欠けていたピースが加わるかもしれません。

そして、これから出版されるユメイホの本は、きっとこのコレクションの中で歓迎されるでしょう。
私は忍耐強く…それでも探し続けています。

ミハイ